21年前より、毎年夏休みに青少年の健全育成活動として、学区の子供たちをつれて千葉村（群馬県にある千葉市施設）のキャンプを主催しております。自然の中で自炊し、小学生から中学生までの子を10名程度の班で分け、お互い分担をしての共同作業。昔は近所の公園に行けば、友達や先輩後輩と一緒に遊んだものですが、最近少子化によって近所に同級生が少なく、さらに習い事などで公園に出てくる子供も減っています。しかしここでは先輩後輩同級生と一緒に作業をしなければご飯が食べられません。 兄弟のいない子供は、学校以外で初めて上級生、下級生と遊び学ぶ子もいます。今、社会問題となっているいじめや引きこもりの原因の一つはコミュニケーションの不足から起こっているものと私は考えております。そこで、 一番大切な時期に親や兄弟以外の大人や年代の近い人と接する機会を作ってあげたいと思い活動しております。
　現在はこれまでに連れて行った子供たちが二十歳を過ぎ、よきお兄さんお姉さんとして一緒に活動してくれています。 そのほかに、各町内の子供神輿のお手伝い。地元神社の氏子として神社での奉仕、掃除や祭典準備、年末年始の助成をしており、9月5日の登渡神社例祭では神輿の先頭を走りながら交通整理や子供神輿のお手伝いを15年以上しております。 子供たちが、地域の伝統行事に触れる事で関心を持ってもらい大きくなってからも参加のしやすい環境が作れれば良いと思っています。
　これらの活動を通じ、子供たちに何か1つでも自信を持てるものを作る事ができるかと思い、これからも活動して参ります。